~ 薔薇の美と鳥の自由に憧れる日々 ~

カラヴァッジョ展

カラヴァッジョ展

今日は「カラヴァッジョ展」に行ってきた!
国立西洋美術館が世界文化遺産に登録されるせいなのか、
激混みの若冲展(体力の関係上行くのを断念;;)から流れてくるからか、
結構混んでたよ;(チケット購入の列が凄かった!)
私は職場で運良く招待券を手に入れていたので、並ぶことなく入れてよかった(*^-^*)
ミニトークを聞きたかったから、待たずに入場出来ますように~って祈ってたの///




カラヴァッジョ展

ミニトークで配布されたカラヴァッジョの時代のローマのマップやら購入したポストカードやら…


※以下のいろんな説明は展覧会のキャプションや公式サイト、ミニトークの解説を参照してます。
※絵画の画像はウィキペディアより。クリックすると引用ページに飛んで大きめの絵を見れるよ!


ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(1571-1610)
殺人者にして天才画家。
気性が激しいため諍いが絶えないばかりか、武器を不法所持している危ない人。
ベッローリの『芸術家列伝』によると、彼は自分以外の画家たちを認めようとはせず、
自らを唯一の忠実な自然の模倣者と称していた。

先に聞いていた通り、カラヴァッジョ自身の作品は章ごとに1~2枚という少なさだけれど、
(※“カラヴァジェスキ”の作品がほとんど)
日本初公開のものが多いことから、彼の作品を拝見出来る機会はなかなか無いのかもしれないと思った;

カラヴァジェスキ
カラヴァッジョの画法を模倣し継承した同時代及び次世代の画家たちの総称。
彼らの多くはカラヴァッジョ本人を直接知ることなく、作品の魅力に引き寄せられてその画法を学び、
新たに発展させていったという。(本人を知ったら恐怖したかもしれないね…(; ・`д・´)
「カラヴァジズム」と呼ばれる芸術運動にまでなったとか!



Boy Bitten by a Lizard-Caravaggio (Longhi)

トカゲに噛まれる少年

生き生きとした表情が目を引く作品。
中世以降の西洋美術は、視覚だけでなく、見ることを通じて他の感覚を刺激する「五感」の美術だった。
カラヴァッジョは主人公の内面のドラマを描き出すことを目標にしており、
この絵には、「泣いた顔は笑った顔よりはるかに描くのが難しい」という
ルネサンスの巨匠・ミケランジェロの言葉に対する挑戦が表れている。




Boy with a Basket of Fruit-Caravaggio (1593)

果物籠を持つ少年

画像ではわかりにくいかもしれないけれど;
手前の果物籠はシャープに、少年は少しぼかして描かれているのは、
人物と静物を意図的に異なる手法で表現し、「命あるものと無きものを描き分ける」という挑戦。
肌蹴た肩と瑞々しい果物が、何となく官能的に見えたり見えなかったり…?




Bacco

バッカス

葡萄酒を飲み過ぎて身体が火照っちゃったのかな?(* ´艸`)
左下の瓶入り葡萄酒の表面に、カラヴァッジョの自画像らしきものが幽霊のように見えるのがちょっと怖い;



カラヴァジェスキたちの美術史上最大の革新の一つが写実的な光の表現。
カラヴァッジョは自分の部屋でモデルたちにポーズをとらせると、
カーテンを閉め、天窓だけ開けて、真っ暗な中に一条の光が差し込んだ状態を作り出し、
それを忠実に描き写したらしい。
「エマオの晩餐」は本当にそんな中で描かれたのだというのがよくわかる作品。
ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの「煙草を吸う男」も良かったなぁ///

…と明暗の表現に感動していたら、次は斬首の絵を集めたコーナーで…
母を誘ったのに断られた理由はこれか、と納得(´∀`;)
生々しいよぅ…カラヴァッジョの「メドゥーサ」以外はガラガラだった;;



Michelangelo Merisi da Caravaggio - St John the Baptist - WGA04154

洗礼者聖ヨハネ

個人的に今回一番のお気に入りはこれ!
先の「バッカス」も半脱ぎだったけど、さらに脱いでるねぇ。
いや、脱いでるから好きとかそういうわけじゃなくてッ…ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿オロオロ
カラヴァジェスキは「聖女を官能的に描く」らしいので、きっと男性もまた然りなのだと…
改めて「ここが好き!」って説明するのは難しいのだけど;とても魅かれる絵///




Mary magdalene caravaggio

法悦のマグダラのマリア

世界初公開!
カラヴァッジョが殺人を犯し、逃亡していた時に描かれたもので、2014年に発見されたばかりなのだとか。
改悛したマグダラのマリアの絵は、カラヴァッジョ自身が罪を悔いている証なのかしら…
この絵と共に許しを得てローマに戻るつもりだったようだけど、叶わないまま亡くなってしまったの(´・ω・`)
何とも言えない表情…目から流れ落ちる一筋の涙を見ると、胸が締め付けられるような思いがする…



この後は、常設展をぐるーっと見て回って(毎回モローの絵を見つめに行くのv)、
若冲展の長い列を横目に芸大の陳列館でアフガニスタンの流出文化財の展示を見て、
ABABでお買い物~♪ヾ(*´∀`*)ノ




抹茶あんみつ

昼食を食べ損ねていたので;;「みはし」で抹茶あんみつをオーダー。
上野で美術鑑賞した後の定番よね(人´ω`*).☆.。.:*・゜




お買物~♪

青い小鳥の日傘は上野で、帽子は地元で購入。ニャンコ先生のクリップはガチャガチャでv
普段ドット柄は選ばないのだけど、小鳥の可愛さにつられちゃった…(〃´・ω・`)ゞ
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2 Comments

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小雨  

レポお疲れ様でした!

白夜さんこんばんは。小雨です。
カラヴァッジョ展のレポ楽しく拝見しました!
上野には行っているのですが、
カラヴァッジョ展には未だに足を運べていません…
白夜さんのレポを拝見させていただいていたら好みの絵ばかりで、
先月のまだそんなに混んでない頃上野行ってたのに行っておけば良かったと後悔しました…;;

確かにカラヴァッジョの絵って
スポットライトが当たっているような光の表現が独特ですね!
カラヴァジェスキという言葉は初めて知りました!
そこまで他の画家に影響を与えた偉大な画家だったんですね~
カラヴァッジョの暴力的な面は中野京子さんの著作で少しは知ってましたが…

脱線しちゃいますが;;中野京子さんの「怖い絵」シリーズや
他の著作(中野京子と読み解く名画の謎シリーズとか)
凄く面白いのでお勧めです~
ズバリ主題自体が怖い絵や、
歴史を知ってから見ると全く見え方が変わってくる絵等、
色んな角度から見た色んな種類の「怖さ」が楽しめて、
画家の人柄や当時の時代情勢なども知られたり、
色々ためになって面白い本ですよ~
白夜さんホラー系は苦手だと仰ってたので強くお勧めは出来ませんが^^;;
とても文学的示唆に富んだそれでいて痛快な文章なので楽しく読めると思います。

激しく脱線してすみません;;
法悦のマグダラノマリア、サムネイルで見ると
まるでエクスタシーの瞬間のような表情がはだけた衣服と相まってとても官能的な絵だと思いましたが、
クリックして大きい画像を見ると確かに胸を締め付けられるような雰囲気がありますね~
これは是非生で見てみたい!

みはしの抹茶あんみつ美味しそう~vv
みはしの前を通り過ぎる度に気になっていた品でした。
今月中にまた上野に行く予定なのでその時食べようかなあ…
でも結局一番好きなクリームあんみつを食べてしまう気がする…::

ではでは長々と書いてしまいすみませんでした;;
白夜さんの展覧会レポ拝見すると
また白夜さんと展覧会デートしたくなります^^

2016/05/20 (Fri) 21:54 | EDIT | REPLY |   

白夜@管理人  

読んでくださってありがとうございます///

小雨ちゃんこんばんは!

お返事遅れてしまってすみません><
カラヴァッジョ展のレポ、見てくださって嬉しいです~(*^-^*)
小雨ちゃんの好みの絵、多かったですか!?
例の斬首コーナーにグエルチーノの絵もあって、一瞬小雨ちゃんとのデートを思い出しましたv
今は若冲展も終わり、カラヴァッジョ展にお客さんが集中しているという噂も聞きますが…
お好きなら見た方が良いと思います!!
少ないとはいえ、日本でこれだけの数のカラヴァッジョ作品を一度に見れることはそうそうないので;
光の表現にも本当に圧倒されますよ~(*^ー゚)b
法悦のマグダラのマリアは、そこだけ、雰囲気が、違います!!!

ご紹介頂いたご本たち…何度も小雨ちゃんにお勧めされているので気にはかけているのですが…
ホラーっぽいのはやはり手が出しづらいというのもあり、
今は「機会があれば読んでみますね」という答え方しか出来ないことをお許しください;;
必ず読むとお約束出来なくて申し訳ないです(*´・ェ・`*)

小雨ちゃんもみはし好きねぇ(◍´◡`◍)
美味しそうにクリームあんみつを召し上がっていたっけv
また上野に行かれるなら是非♪

展覧会デートはいつでも大歓迎ですよ~ヾ(*´∀`*)ノ

2016/05/30 (Mon) 22:02 | REPLY |   

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